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株主に対する株式譲渡通知書

最新の修正 最新の修正 3週間前
形式 形式WordとPDF
サイズ サイズ2から3ページ
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株主に対する株式譲渡通知書(以下「株式譲渡通知書」といいます)とは何ですか?

株式譲渡通知書は、株式会社の株主がその保有株式を第三者に譲渡しようとするときに、譲渡する旨を他の株主に事前に知らせるための書面です。

株式は自由に譲渡できるのが原則ですので、通常は、譲渡前に他の株主に通知する必要はありません。しかし、株主が他の株主と契約を締結し(株主間契約)、譲渡前に他の株主に通知することを約束することがあります。株式譲渡通知書は、株主間契約でこのような約束をした場合に作成する必要がある書面です。

 

株式譲渡通知書が必要となるのはどのような場合ですか?

株式譲渡通知書は、株主間契約ジョイントベンチャー契約と呼ばれることもある)に、株式譲渡をする前に他の株主に通知しなければならないと定められている場合です。具体的には、株主間契約に「先買権」「タグアロング権」「ドラッグアロング権」が定められている場合に、このような定めがおかれます。

先買権:先買権とは、ある株主が保有株式を第三者に売却しようとする際に、他の株主がその株式を先に買い取ることで株式が第三者に譲渡されることを防ぐ権利です。先買権の定めがある場合、株式を売却しようとする株主は売却前に他の株主に通知をして、先買権を行使する機会を与えなければなりません。

タグアロング権:タグアロング権とは、ある株主が保有株式を第三者に売却しようとする際に、他の株主が自分の保有株式も一緒にその第三者に買い取らせる権利です。タグアロング権の定めがある場合、株式を売却しようとする株主は売却前に他の株主に通知をして、タグアロング権を行使する機会を与えなければなりません。

ドラッグアロング権:ドラッグアロング権とは、ある株主が保有株式を第三者に売却する際に、他の株主の保有株式も強制的に一緒に売却させる権利です。ドラッグアロング権の定めがある場合、株式を売却しようとする株主は売却前に他の株主に通知をすることで、ドラッグアロング権を行使することができます。

 

株式譲渡通知書は必ず作成しなければなりませんか?

はい、株主間契約に先買権・タグアロング権・ドラッグアロング権の定めがある場合、株式譲渡通知を書面でしなければならないと定められていることが通常ですので、株式譲渡通知は書面で作成する必要があります。

 

株式譲渡通知書を作成したらどうすれば良いですか?

株式譲渡通知書は、株式を譲渡しようとする株主が署名押印して、他の株主に交付してください。

交付する株主の範囲や交付方法は、株主間契約の定めに従ってください。

 

株式譲渡通知書にはどのような事項を記載すればよいですか?

  • 通知の理由:どの株主間契約に基づくどの権利(先買権、タグアロング権、ドラッグアロング権)に関する通知であるかを示す必要があります。
  • 株式譲渡の予定:譲渡しようとしている株式の数、譲渡予定価格、譲渡予定の相手方を記載する必要があります。
  • 連絡先:株式譲渡通知書を受け取った株主が権利を行使するための連絡先を明示することも重要です。

 

株式譲渡通知書にはどのようは法律が適用されますか?

株式譲渡については会社法が適用されます。

 

テンプレートの変更の仕方

お客様はフォームに記入するだけです。文書はお客様の目の前で記入内容に応じて変化しながら編集されていきます。

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