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本採用通知書

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本採用通知書とは何ですか?

本採用通知書は、試用期間を満了した労働者に対して、雇用主(「使用者」)が本採用を決定したことを伝える書面です。

試用期間とは、労働者を最初に雇用した後、その労働者に適正(勤務態度、能力など)があるかどうかを判断するために設ける期間のことです。

 

試用期間が満了したときに採る措置にはどのような種類がありますか?

試用期間が満了したとき、使用者は下記の3種類のいずれかの措置を採る必要があります。

  • 本採用する:使用者が試用期間中の労働者の勤務態度・能力を適格と認め、継続雇用を決めた場合の措置です。この場合、使用者は労働者に対して本採用通知書を交付します。
  • 本採用を拒否し雇用関係を終了させる:使用者が試用期間中の労働者の勤務態度・能力を不適格と認め、継続雇用をしないことを決めた場合の措置です。この場合、使用者は労働者に対して本採用拒否通知書を交付します。
  • 試用期間を延長する:使用者が試用期間中に労働者の適性を判断するための材料を十分に得られなかったため、試用期間を延長する場合の措置です。この場合、使用者は労働者に対して試用期間延長通知書を交付します。

 

本採用通知書は必ず作成しなければなりませんか?

いいえ、本採用決定は、必ず書面で通知しなければならないわけではなく、口頭で通知することも可能です。

しかし、試用期間から本採用への移行は労働者の法的地位を変更するものですので、本採用決定があった事実と本採用となる日を明確にするため、実務上は書面で行うことが一般的です。

 

本採用通知書を作成したらどうすれば良いですか?

本採用通知書は、1部プリントアウトして使用者が署名押印し、労働者に交付してください。

交付方法は、労働者が出勤している場合は直接交付すれば足りますし、労働者が出勤していない場合は郵送や電子メールにより送付することもできます。

 

本採用通知書にはどのような事項を記載すればよいですか?

  • 本採用の決定:試用期間中の勤務実績や勤務態度が基準を満たしたため本採用を決定した旨の文言を記載する必要があります。
  • 本採用日:試用期間が終了し、本採用が開始する日付を記載する必要があります。
  • 労働条件の変更:本採用に伴い労働条件が変更となる場合は、重要な変更点を記載することもできます。

 

本採用通知書にはどのような法律が適用されますか?

試用期間や採用に関するルールは労働基準法及び労働契約法に定められています。

 

テンプレートの変更の仕方

お客様はフォームに記入するだけです。文書はお客様の目の前で記入内容に応じて変化しながら編集されていきます。

最後に、文書をWordとPDF形式で受け取れます。 お客様自身で編集しまた再利用することができます。

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