役員就任承諾書

役員就任承諾書は、会社の役員が就任を承諾することを証する書面です。会社法上、会社と役員との関係は委任に関する規定に従うとされているため、役員が就任を承諾することによって就任の効力が生じます。役員が承諾の意思表示をしたことを書面にて明確化するため、会社は、株主総会等で選任した役員に対して本書類のような就任承諾書の提出を求めます。役員の就任承諾書は、原則として役員就任による変更登記申請の際にも必要となる書面です。

本書面の使い方

本書面は会社側が準備します。会社が役員を選任する際、役員の人数分だけ本書面を準備することになります。本書面を完成させるために必要な情報は、各役員の氏名、住所（役員が法人の場合は名称、所在地）と就任する役職名です。必要事項を記入した後、本書面をプリントアウトして各役員から（役員が法人の場合は法人代表者から）押印を取得して下さい。登記申請の際に印鑑証明書の添付が必要となる場合もありますので、このような場合は印鑑証明書と同じ印影の実印を押印する必要があります。

押印済の本書面は、役員就任による変更登記申請の際に法務局に提出します。登記申請をする際の役員の住所・氏名は住民票又は印鑑証明書に表示されている住所・氏名（法人の場合は登記事項証明書に記載されている所在地・名称）と一致している必要があるため、本書面に住所・氏名（所在地・名称）を入力する際は必ず住民票又は印鑑証明書の表記と合わせる必要があります。

適用法

役員の選任については会社法が適用されます。また、就任承諾書は、役員就任による変更登記申請の添付書類となるため、商業登記法及び商業登記規則も関連ｓます。

テンプレートの変更の仕方

お客様はフォームに記入するだけです。文書はお客様の目の前で記入内容に応じて変化しながら編集されていきます。

最後に、文書をWordとPDF形式で受け取れます。 お客様自身で編集しまた再利用することができます。